この曲は、映画「LIFE!」から着想を得て作った歌だ。
映画「LIFE!」は2013年公開、ベン・スティラーが監督、主演を務めた。
映画の内容はここでは割愛するが(時間があったらぜひ見てほしい。)
この映画にとても感銘を受けた。
毎日を繰り返していると、
どうしても「世界はここだけ」のような気がしてしまう。
しかし現実の世界はとてつもなく広い。
まだ見たことのない景色や、
触れたことのないもの、
感じたことのない感覚で溢れている。
好奇心とは、
人間の持つ財産の一つだと僕は思う。
この映画の中で盛り上がりを見せる場面ででDavid BowieのSpace Oddityが流れるんだが、これが本当に感動的なのだ。
たしかこの歌を作っているあたりの僕は、
曲が書けなくてドン底だったと記憶してる。
この映画とDavid Bowieの歌が分厚い壁を少しずつ溶かしていくような、
そんな感覚になりながら映画を見ていた。
(David Bowie が亡くなったことを思うと未だに寂しさや悲しさがこみ上げてくる。
15歳の吉田少年がグラムロックに夢中になっていた時David Bowieは教祖様だった。日本武道館でみた彼の姿は鮮明に瞼に焼き付いている。)
僕らは無限の可能性を持ちながらも、
限りある時間の中を生きていかなければならないという事を深く感じている。
立ち尽くしている暇はないのだ。
後ろに歩いて行ってもなにも残ってはいない。
前に一歩踏み出すことでしか、
心の霧は晴れはしない。
執着を捨て、固執を捨て、
可能性を探すのだ。
決して打算ではない。
自分と向き合うということだ。
なんだか今日はまとまりのない文章だな笑。
ああ、なんだかまた「LIFE!」が見たくなってきた。
ちょっとレンタルショップに行ってくる。
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